表向きはうまくいってる。
仕事も家庭も、特に問題はない。
周りから見れば「幸せそう」に見えるし、 自分でも「恵まれてる」と分かっている。
なのに、心だけがどうしてかついてこない。
理由は説明できないし、 誰かに話そうとしても、言葉にならない──
今日は、こういった時に私たちの内側で起きているものを書いていきたいと思います。
外側の幸せと内側の幸せのズレ
「世間的な幸せ」と「自分の本音」は一致しているとは限らないものです。
例えば、
- 仕事は安定している
- パートナーにも恵まれている
- 生活に困っていない
でも、自分の本音に、「もっと血肉の通った人間関係をしたい」とか「お金よりも充実した仕事をしたい」という欲求があったら、このズレが「満たされなさ」を生んでしまいます。
この状況は、見た目は素敵だけどサイズの合わない服を着ているようなものだから、当然心地よくないものです。
「本音に従って生きよう」という理想と、その限界
自己啓発に触れたとき、「本音に従って生きよう」というアドバイスが目につくのではないでしょうか。
「自分と向き合おう」→ 「その本音に従って生きよう」 「自分らしい選択をしよう」 「心が望む方向へ動こう」
こういう言葉をよく聞きます。
もちろん、それができるなら一番いいのだと思います。 本音に沿って生きることは、確かに心地いい。
でも—— ここで話は終わらないものです。
本音が見えても、その通りにできない現実
本音が分かったとしても、 その通りに生きられるとは限らない。
たとえば、 「熱い恋愛を経験したい」と気づいたとしても、 すでに結婚しているかもしれない。
「別のやりがいある仕事がしたい」と思っても、 家計の事情で簡単には動けないかもしれない。
「本当は一人になりたい」と思っても、 子どもが小さくて離れられないかもしれない。
本音に気づくことは大事だけれど、 本音をそのまま実行できるとは限らないこともあるものですね。
「気づいたからこそ苦しくなる」ことだってある。
本音は「行動」ではなく「扱い方」で救う
本音に気づいたのに、 その通りに生きられない。
そのときに必要なのは、 「じゃあどう動くか」ではなく、 その本音をどう扱うかになっていきます。
本音は、 必ずしも「実行するため」に出てくるわけじゃない。
・今の自分が何を大事にしているのか
・どこに無理があるのか
・何を諦めてきたのか
・どこに小さな痛みがあるのか
こういった、自分の中にある本音を「無視しないこと」これが大切。
なぜなら、心の満たされなさは「本音を無視している」という合図そのものだからです。
本音は「こう生きなきゃいけない」という命令ではない
本音は、 「こう生きなきゃいけない」というあなたへの指示書ではありません。
ただ、 あなたの心がどこを向いているかを教えてくれています。
心が向いている方向に進めないことが問題なのではありません。
「自分がどこを向いているのかを知らないこと」が満たされなさを起こしているのだから、ここを満たしてあげたいですね。
心のが向いている方向を知る。でも、進めない自分を責めない。
こうして、外側と内側のズレを少しずつ縮めてあげていくことで、「満たされなさ」というのは消えていってくれます😊
